【2019年版】タイのプリペイド SIM は AIS がオススメ(最速 91Mbps!)

タイ バンコクのスワンナプーム空港では、主要キャリア3社(AIS, dtac, True Move)のプリペイド SIM が簡単に手に入ります。料金も1週間データ使い放題で1,000円程度と格安なので、SIM フリー端末を持っている方は、スワンナプームに着いたらぜひプリペイド SIM を手に入れましょう。

端末によって対応周波数が異なります。最近の iPhone は、タイで普及している LTE のバンド1, 3, 8すべてに対応しています。
https://www.apple.com/jp/iphone/LTE/

3キャリアの 4G 周波数とキャリアアグリゲーション対応状況

各キャリアの対応バンドとキャリアアグリゲーション対応状況は以下の通り。タイで初めて LTE サービスを開始したのは True、続いて dtac で、AIS は出遅れていました。ところが、2015年末に AIS は入札で 1,800 MHz 帯を手に入れて、その後の強さは圧倒的です。タイでは数年おきに強者と弱者が入れ替わります。3G 黎明期には AIS の1弱なんて時代もありました。

キャリア 4G 周波数 CA
AIS 2,100 MHz (Band 1)
1,800 MHz (Band 3)
900 MHz (Band 8)


True Move 2,100 MHz (Band 1)
1,800 MHz (Band 3)
900 MHz (Band 8)


×
dtac 2,100 MHz (Band 1)
1,800 MHz (Band 3)
×
×

実際のスピードは?

タイに行くたびに複数のキャリアの SIM を手に入れて、スピード計測することが、もはや趣味になっています。2018年7月の滞在では、AIS と dtac の SIM を手に入れ、タイに着いた初日に、場所を変えながら2台の携帯で計測してみました。

AIS

バンド3を掴んだときの AIS がとてつもなく速くて、人が多い夕方の時間帯に、アソーク駅周辺で下り 91Mbps を叩き出しました。滞在期間中 30〜50Mbps で安定していて、非常に快適でした。

dtac

一方、この日の dtac は平均 5Mbps 程度で、最速は 7.61Mbps でした。このときの滞在全日での最速は 32Mbps でしたが、平均は 5〜10Mbps とやはり低調で、ややストレスを感じました。

2015〜2016年頃の dtac は以下のように 15〜25Mbps 前後で安定していましたが…。

もちろん、どの場所でどのバンドを掴むかによってもスピードは変わってきますが、過去に何度も同条件で計測して比較してみた結果、AIS が圧倒的に速く、とくにこだわりがなければ現在は AIS がお勧めです。アソークやプロンポンなど、自分の主な行動エリア周辺での計測スピードはおおよそ以下のような感じです。

キャリア 速度
AIS 20〜50Mbps
True Move 7〜15Mbps
dtac 5〜10Mbps

プリペイド SIM の入手場所

スワンナプーム空港に着いて、荷物を受け取り、税関(出口C)を抜けたら、右手に dtac と AIS が並んでいます。True はもう少し右奥の方。スワンナプームの到着フロアは、税関を抜けると右に進む導線になっているので、すぐにわかります。店員さんに端末を渡すと、SIM のアクティベーションやプランへの加入手続き等、すべてやってくれます。所要3分程度。この際、パスポートの提示が必要です。支払いは現金のみ。自販機のみカード可。

タイバーツを持っていない方は、スワンナプームに着いたら到着フロアで少額替えるといいですね。スワンナプーム地下階の ARL(エアポートレイルリンク)敷地内にレートのいい両替所がありますが、そこで両替して戻ってくるのはさすがに面倒かな。

各社横並びのプランを用意していて、旅行者に一番人気のプランは、7〜8日間データ使い放題で299バーツ(1,000円)のプランです。各キャリア 3〜5GB 程度の高速通信の上限が設定されていて、それを超えると低速になってしまいます。普通に使用している限り、数日の滞在で上限まで使い切るのはなかなか難しいです。

旅行者向け代表的プラン(2019年1月現在)

各キャリアの、旅行者向けの代表的なプランを3つずつピックアップしました。先述の通り、AIS の速さが頭ひとつ抜けているので、速度重視の方は AIS の 3GB プランが一番のお勧めです。速度はそこそこでよく、データ量重視の方は True Move の 6GB や 10GB プランがお勧めです。

キャリア 日数 データ通信 SIM 残高 料金
AIS 8日 3GB 100バーツ 299バーツ
AIS 10日 3.5GB 449バーツ
AIS 30日 4.5GB 50バーツ 549バーツ
True Move 8日 6GB 100バーツ 299バーツ
True Move 8日 10GB 45バーツ 299バーツ
True Move 15日 12GB 50バーツ 599バーツ
Dtac 8日 3GB 100バーツ 299バーツ
Dtac 7日 4.5GB 20バーツ 299バーツ
Dtac 15日 6GB 100バーツ 599バーツ

プランは定期的にコロコロ変わりますし、キャリアのショップには以下の写真のようなわかりやすい料金表が用意してあるので、プランの詳細を覚えて行く必要はありません。また、英語やタイ語ができなくても、指差しで注文すれば大丈夫です。AIS のオススメプランは左上。

データ使用量に関しては、自分がどれくらい使うのか、あらかじめ把握しておくと迷いません。自分の場合、1ヶ月で 2〜4GB 程度の使用量なので、1週間の滞在であれば 3GB のプランで充分です。タイの国内通話料金は1分あたり0.5〜2バーツ程度、SMS は1通あたり1〜3バーツ程度です。通話や SMS を利用すると、SIM の残高から引かれていきます。マッサージ、スパ、レストランの予約など、頻繁に通話したとしても、1日10バーツを超えることはなかなかありません。

この SIM 残高は、新たなインターネットプランの契約に利用することもできます。例えば、滞在を1〜2日残してデータをすべて使い切ってしまった場合に「1日で 1GB まで使えて35バーツ」や「3日で 1GB まで使えて65バーツ」のプラン(AIS の場合)に加入すると、継続して高速データ通信が可能です。AIS のオススメプランのように SIM 残高が100バーツくらいあると、こうした柔軟な対応ができます。
https://m.ais.co.th/package-ontop/?appName=worker&lang=th

受託手荷物の受け取りエリアのブースには注意!

2018年10月、スワンナプームの受託手荷物の受け取りエリアに、キャリアのブースが新しくできていました。ちょうど荷物が出てくるターンテーブルの近くに True と AIS のブースが並んでいたので、AIS のブースを覗いてみました。7日間で219バーツと、料金が安かったのでよく見てみたところ、データ通信は無制限なものの、スピードが最高 1Mbps に制限されるようでした。せっかく高速な AIS の回線を使っていて 1Mbps ではもったいない。ここの AIS のブースには低速無制限プランしかなかったので、先述の通り、税関を抜け、到着フロアのショップでの SIM カード購入がお勧めです。

ヘビーユーザー向け大容量プラン

先述の通り、True には8日間 10GB 299バーツというプランがあります(上の表にも記載)。AIS の無制限プランとは異なり、True の 10GB プランは 10GB 使い切るまで速度制限はありません。8日間で 10GB なんて実質使い放題なようなものだし、こちらの方が遥かに高速なので、データ量重視の方は AIS の無制限プランよりも、True の 10GB プランの方がお勧めです。

キャリア 日数 データ通信 速度 料金
AIS 7日 無制限 1Mbps 219バーツ
True Move 8日 10GB 無制限 299バーツ

データ残量を確認する方法

AIS

「*121*3#」へ発信します。すると、すぐに残量を記載した SMS が届きます。このときは 3GB のプランを利用していて、残り 605MB とのことでした。iPhone の場合、設定からモバイルデータ通信へと進み「現在までの合計」のところを見ると、おおよそのデータ使用量がわかります。

True Move

「*900#」へ発信。同様に、SMS が届きます。

dtac

「*101*1*9#」へ発信。同様に、SMS が届きます。

日本の SIM はどうする?

タイに限らず、海外でその国の SIM を使っているあいだは、日本の SIM を抜いているので、日本の番号宛の着信を受けることができません。友人や家族との通話は専ら LINE なのでとくに問題ありませんが、仕事の電話だけはなんとかしたい。その解決方法は3つあります。

1. サブ機を用意

メイン機にタイの SIM、サブ機に日本の SIM を入れ、ローミングで対応。ローミング料金が高額なうえ、呼び出し音が海外特有のものになり、発信者側へ違和感を与えます。

2. デュアル SIM 対応機種を使用

デュアル SIM 対応機種を使っている場合、日本の SIM とタイの SIM を入れ、タイの SIM メインで使いつつ、日本の番号宛の着信にはローミングで対応できます。1台で済むスマートさはありますが、上記1同様、ローミング料金が高額なうえ、呼び出し音が海外特有のものになり、発信者側へ違和感を与えます。

3. IP 電話(SMARTalk)へ転送させる

出国前に、日本の番号宛の着信を SMARTalk などの IP 電話の番号へ転送させる設定を済ませます。そうすると、タイの SIM を入れた携帯で、SMARTalk アプリを使って日本の番号宛の着信を受けることが可能です。費用は日本国内の転送料金のみで、ローミングに比べたら遥かに安く、かけ放題プランに加入していればそれも無料です。転送開始までの時間を0秒に設定しておくと、呼び出し音が途中で切り替わることもなく、発信者側へ違和感も与えません。呼び出し音も日本の一般的な呼び出し音です。

お勧めの3と、その問題点

自分は5年ほど前から海外へ行くときは、主に 3 の SMARTalk への転送で対応しています。一番お手軽だからです。以前は着信に気付きにくいという難点がありましたが、プッシュ通知に対応するようになり、ずいぶん便利になりました。IP 電話アプリは色々ありますが、SMARTalk は初期費用も月額料金も無料なのでお勧めです。IP 電話同士は通話料が無料なので、入れておいて損はないアプリです。

ドコモの場合、転送開始のダイヤルが1421、転送停止が1420です。電話帳に登録のうえ、よく使う項目へ追加しておくと、出国の際に空港で慌てません。転送設定のダイヤルは1429。

問題点
1. 着信漏れ

まだすべての事象を把握できていませんが、ときどき、転送漏れが起こっているようで、不在着信扱いになることがあります。ドコモへ着信後に転送処理が正しく行われず不在着信扱いとなるパターン、SMARTalk へ転送後に SMARTalk の着信処理が正しく行われず不在着信扱いとなるパターンなどがあるようです。

ドコモへ着信があった時点での不在着信扱いであれば、ドコモから SMS でお知らせが届きますし、SMARTalk へ転送されたあとの不在着信扱いであれば、SMARTalk からお知らせメールが届きます。サブ機にドコモの SIM を入れて、SMS だけ受信できる体制を整えておくと万全です。大事な仕事を抱えたまま無理やり海外へ行くときもあり、行き先がタイの場合、以下のような2台体制で備えています。

iPhone X AIS
Xperia XA1(デュアル SIM) SIM 1 : True Move もしくは Dtac
SIM 2 : ドコモ
2. 発信時の番号通知

SMARTalk で発信すると、050から始まる番号で通知されるので、相手に警戒される場合があります。馴染みのクライアントは覚えてくれたので「また海外ですか?w」と笑って対応してくれますが(笑)

ナイセンクラウドや 03plus など、03から始まる都内の固定電話風の番号をスマホで発着信できるサービスがあります。050から始まる電話番号に馴染みのないクライアントとのやり取りが多い方は、こういったサービスの導入もいいかもしれませんね。ただ、相手は都内の固定電話へかけたつもりなので、騒がしい状況で電話に出てしまうと、違和感を与えてしまうかもしれません。また、料金面も少し気になります。

タイの SIM は Amazon でも買えます

以上、スワンナプームで格安プリペイド SIM を入手する方法と利用方法でした。なお、タイの SIM は Amazon で事前に入手することも可能です。タイの相場の半額以下と格安ですが、サポートはありませんので、中級者・上級者向けです。とは言っても、iPhone の場合はほとんどのケースで SIM を挿すだけで開通し、すぐに使えるようになりますけどね。飛行機を降りた瞬間から携帯を使いたい方や、入国審査や受託手荷物の待ち時間に使いたい方にはオススメです。

また、保険としてひとつ持っておくと安心です。ただし、SIM の有効期限にはご注意ください。過去に何度か買ってますが、SIM の有効期限は1年前後のことが多いです。


https://amzn.to/30HEgNe

https://amzn.to/2EAjxBH

最後に

日本に帰国した際に日本の SIM に差し替えるために、SIM を抜き差しするためのピンをお忘れなく。以前ピンを忘れた際に成田の携帯ショップに借りに行ったら、貸してくれず、販売のみでした。

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